『ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン』
https://gyazo.com/5a29e49b3d2fa7fb6265bf3894b10d64
消費者のスキを突いて、お金、時間、個人情報をかすめ取る手法「ダークパターン」を取り上げた本 ビジネスにおける説得力とは何か。それは一貫性です。優れたブランドは「最高のショッピング体験をお届けします」と言いながら、7種類のメールマガジンに登録させたりはしません。「お客様を第一に考えます」と言いながら、サービスの解約ボタンを隠したりはしません。 “「ひどいデザイン」の作り手と言われて普通思い浮かべるのは、いい加減でだらしないが、悪意はない人物だろう。一方でダークパターンはミスではない。作り手は人間の心理をしっかり理解した上で、巧妙なデザインを行う。ユーザーのことなど彼らの頭にはない” ── ハリー・ブリグナル darkpatterns.org
https://youtu.be/aUzJOOhbmOs
ダークパターンの起源
小売業における欺瞞的慣行
効果的なダークパターン
https://gyazo.com/d5e075f960717057e226e893bf7e4a5e
「部屋を予約する」から「空室状況を確認する」にテキストを変更。エンゲージメントが17%向上した。 https://gyazo.com/082c56b59831fb25cdf1b00bdd96356c
https://youtu.be/DIGfwUt53nI
速い思考と遅い思考
ダークパターンの中には、ユーザーが持つメンタルモデルを逆手に取ってデザインされたものも多く存在する。 ダークパターンの種類
ユーザーにとって重要な情報を隠したり、偽装したり、公開を遅らせたりする行為のこと
こっそり買い物カゴに入れる
知らぬ間に有料オプションが選択されていたり。
ユーザーにとって最適なデフォルトとは、目安として、9割以上のユーザーが選ぶ選択肢
強制するのではなく提案する。
ユーザーに特定の期待を抱かせておきながら、いざ実行すると、まったく別の結果を招くよう設計されている
カウントダウンタイマー
マーケティングとして効果的に機能することが実証されている
ダークパターンは、偽のカウントダウンタイマー
タイマーがループする
「家族や友達に勧められるか?」自問自答する
期間限定メッセージ
ずっと掲載され続ける「期間限定!」「セール!」
ミスディレクション(誘導)
マイクロコンバージョンのためにユーザーに肩身の狭い思いをさせてはいけない
視覚的干渉
昔、緑色のボタンがコンバージョンよいというWebデザインのトレンドがあったが、問いの前提に誤りがあり、「普遍的にクリックしやすい色のボタンは存在しない」が、正しい。 バックグラウンドカラーが違ったり、
ボタン内のテキスト(マイクロコピー)が違ったりする。
偽装広告
いかに広告だと気づかせないか
“リンクは約束である。その約束の大小にかかわらず、約束を破れば信用や信頼は徐々に失われていく。リンクラベル内の言葉はリンク先のページについての強力な示唆となる。したがって、リンク先のページではアンカーテキストで約束したことは守らなければならない。” ── ニールセン・ノーマン・グループ カーラ パーニス 出典:「リンクとは約束である」
出所不明のお客様の声
オブストラクション(妨害)
一度契約したら出られないサービス設計
解約の仕方が分からない
フォースドアクション(強制)
定量的なデータに執着しすぎると、手段であった数値測定が目的化してしまう。目的と手段の逆転。